血流が悪いと感じていませんか?血流の良さは、美肌やダイエット、肩こり、冷えなど、全ての美容面で基本となりますが、血管も年齢とともに老化していくので、アンチエイジングが必要です。
女性に多い血流不足。「血行が悪くなる=冷えている」証拠で、特に問題なのは自分で気づいていない「無自覚の冷え」です。寒さには強いと薄着している女性に限って、体の芯から冷えきっていたりします。
血流不足の人が血の巡りを良くするには?
脇の下やお腹に触れてみて、お腹の方が冷たく感じる人は注意が必要です。お腹がひんやりするという事は、内臓も冷え切っていると考えられます。骨盤の中も冷えている状態でホルモンを分泌する卵巣機能を弱めてしまう可能性も考えられます。
冷え=ホルモン分泌に悪影響を及ぼしていますので、体にいいことは一つもありません。血の巡りが悪い人がよくするには、大きな血管が通っている部位や筋肉が多い箇所を温めることです。
ここをしっかり温めれば、体内の巡りを良くする血液を効率よく一気に温めることができます。「首・お腹・お尻・太もも・二の腕」をカイロなどを使って積極的に温めて下さい。
ストレスの多い女性は気をつける
最近の研究では、身近なナッツのくるみには、血管のアンチエイジング効果が期待できることがわかってきました。
血管の老化は、ホースに例えることができますが、たとえば、古くなって部分的に薄くなったりゴミがつまって水の流れが悪くなったりすると、美容面に悪い影響を与えるだけでなく、ひどい時は脳梗塞などの病気になることもあるそうです。
タレントの磯野貴理子さんが脳梗塞で療養中ですが、このニュースを聞いた時は、とても驚きました。特にストレスの多い女性は気をつけた方がいいそうです。
くるみと葉酸で血管のアンチエイジング
くるみは、α-リノレン酸が主成分のナッツですが、体内でEPAやDHAに変わり、血管をやわらかくして血流を良くする働きが期待されています。
毎日くるみを食事量全体の10~24%を取り入れて、4~24週間続けたところ、悪玉コレステロール値が平均9.2㎎/dL(約10%)低下したというハーバード大学の研究結果があります。
この悪玉コレステロールは、体にとって大切なものですが異常に発生すると、血管内のゴミとなり血流を悪くします。くるみを積極的に取り入れていきましょう。また、血管に溜まった老廃物をお掃除するには、葉野菜に含まれている葉酸も活躍してくれます。
この葉酸は、ホウレンソウ、小松菜、春菊、水菜、菜の花、枝豆、バジル、モロヘイヤ、パセリなどに含まれています。血管は目に見えない部分ですが、血流が悪さが原因で顔色が悪く見えてしまうよりも、血行が良くて明るく見える方が絶対にいいですよね。
特に血流の悪さを実感している人は、美容のためにもくるみや葉野菜を取り入れるようにし、血管トラブルの予防を心がけるようにしましょう。