毎年春に必ずあらわれるものといえば…花粉症ですね。鼻がつまったりかゆくなるのもつらいですが、肌がかゆくなるのもつらいものですね。普通肌の人でも季節の変わり目は敏感肌になってアレルギーを起こしやすくなります。
肌にアレルギー反応が起きるワケ
どうして肌にアレルギー反応が起こるのかというと、敏感肌は過度の乾燥により、皮脂が不足状態になっています。ほこりや花粉などが侵入しやすくなって、かゆみなどのアレルギー反応が起きてしまうのです。
アレルギーを起こしている状態でかゆみがなくなるようにと、懸命にスキンケアを行っていませんか?化粧水、美容液、乳液などはアレルギー肌に浸透しやすく刺激になってしまう可能性があります。染みると感じたら使用をストップした方がいいですよ。
アレルギー肌の正しいスキンケアは?
肌を守っている角質層が乱れている状態です。擦るなどの刺激はもちろんのこと、肌に触れるものにも細心の注意を払いましょう。おすすめは穏やかながら角質層のガード力を高めるコスメを使うことです。
揺らいでいる肌には注意を払って優しく接しましょう!
肌への摩擦は避ける
スキンケアする際は手でなるべく分子を細かくしてなじみを良くしてから行います。
肌に触れるものに細心の注意を払う
セーターの毛や水道のカルキ、スキンケア用品などで痒くなることはありませんか。そんな時は肌を精製水で洗ったりミネラルウォーターで洗ったり、コスメは薄めて使うと良いです。
角質のガードを高めるコスメを使う
足腰が弱ったときにいきなり立て直そうと、カンフル剤のような強いコスメを投入しても逆効果になってしまいます。穏やかな肌なじみながら、外壁となるバリア機能を高めるコスメを選ぶのがポイントです。
アレルギー肌はワセリンなど、粘度の高いワックスタイプのオイルをつけるだけにしてみるのも良いです。ワセリンは@コスメでも非常に人気があります。
クリームよりもワックスタイプの方が肌に吸収されにくく、刺激も少ないのです。アレルギーと乾燥がおさまってきたら、セラミド配合のスキンケアに切り替えていくのがおすすめです。
花粉の季節のメイクはどうすればいいのでしょうか?
花粉は液体のものにつきやすく、パウダーにはつきにくいといわれているので、パウダーファンデーションを使うのがおすすめです。すっぴん肌よりもパウダーをつけたほうが花粉やほこりがつきにくくなります。
セラミドとは?
角質と角質の間にある脂質で、水分の蒸発を防いだり、コラーゲンなどの保湿成分を安定化させる働きがあります。セラミドは肌の一番上(角質層)に存在しています。化粧品でセラミドを補うことで、もともと存在するセラミドと同じような効果がでるといわれています。
花粉症に効く栄養成分とは?
花粉症やアレルギー性鼻炎はアレルギーの原因となるアレルゲンに対し免疫系が過剰に反応することで生じる症状です。体内にアレルゲンが侵入することで起こります。この侵入を防ぐことが最も大切です。
花粉症などで悩む人は鉄欠乏であることが多いといわれています。これを改善すると症状が緩和されることがよくあります。鉄は丈夫な粘膜を作るのに欠かせない栄養素。鉄補給はアレルギー改善の第一歩となります。
またアレルギー疾患の改善において画期的な働きをするサプリメントがあります。それは糖たんぱく質のラクトフェリンです。アレルギー症状を引き起こすアレルゲンに対して、過剰に反応しない機能を持っています。食事からの摂取は難しいのでサプリメントを活用しましょう。