メイクがするりと落ちるということで、クレンジングオイルが人気です。
クリームや乳液タイプのクレンジング剤に比べて、メイクや皮脂汚れを落とす力は抜群なのですが、使いすぎると肌が乾燥しやすくなるのはご存知ですか?
肌荒れの原因はオイルクレンジングの可能性があります
オイルが乾燥しやすいのは、界面活性剤が多く含まれているからです。
界面活性剤は、水と油をなじませる役割を持っていて、汚れを落としたり、泡立ちをよくしたり、肌への浸透力を高めたりと様々な働きをするので、コスメから、洗剤、シャンプーなど、あらゆるものに使われています。
しかし、洗浄作用がある界面活性剤の量が多いとクレンジング効果が高くなり、角質層の潤い成分を必要以上に取り去ってしまうのです。私もクレンジング剤を洗い落とした後「いつもより乾燥するな…」と感じる事があります。
そうすると、角質層の保湿機能やバリア機能まで低下してしまうので、肌のかさつきや、肌荒れの原因になってしまいます。
乾燥肌・敏感肌の人はオイルクレンジングは控えめに
クリームや乳液タイプのクレンジング剤にも界面活性剤は含まれていますが、クレンジングオイルはすすぎの際、瞬時に水と油を乳化させているため、多くの界面活性剤が含まれているのです。
クレンジングオイルは、クリームタイプよりも約3.75倍乾燥しやすいというデータもあります。
オイルタイプは、しっかりメイクする人やオイリー肌の人にとっては、メイクも皮脂汚れもきれいに落ちる優れものですが、少し刺激が強いので、乾燥肌や敏感肌の人は控えめに使用した方がいいかもしれません。
クレンジングオイルは、自分の肌状態やメイクの濃さに合わせて、必要な時だけ使用するようにしましょう。小鼻やTゾーンの皮脂汚れがよく落ちるので、週に1回使用するぐらいならいいと思います。
そうすることで、毛穴づまりによるニキビを防ぐことができます。
クレンジングに時間をかける必要はありません
「肌の汚れを落とすことが美肌の秘訣!」と念入りにクレンジングを行うのは逆効果です。長時間クレンジング剤を肌にのせる事や摩擦をかけることも、肌に負担がかかってしまいます。クレンジングは素早く、力を抜いて行いましょう。
敏感肌OKのクレンジング剤はアクアヴィ クレンジングクリームです。