花粉症といえば春先というイメージですが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみという4大症状に悩むのは春だけと思ったら大間違いです。原因となる花粉は50種類以上あり、実は秋にも飛んでいます。秋の花粉症は年々増加しているのです。
春の花粉症の原因は、スギやヒノキなどが有名ですが、秋の花粉症の原因となる植物は、北アメリカ原産のブタクサ、ヨモギなどが知られています。
ブタクサ
ブタクサによる花粉症は、日本ではスギ、ヒノキに次いで患者が多いです。高さは1メートルほどで、オオブタクサは4メートルほどにもなります。開花時期は7月から10月頃。約2~3ミリの黄色い小花が複数集まった房が、細長く連なる雄花の下に雌花が数個咲きます。
ブタクサはスギと違って丈が低いので飛散距離は広くないですが、繁殖力が強いので、道端や空き地、河原など、どこにでも生えるので全国に広がっています。アメリカでは全人口の5~15%がブタクサ花粉症との統計があるほどです。
ヨモギ
ブタクサの次に多いのが、ヨモギ餅などでおなじみのヨモギです。これも全国に分布し、ブタクサと同時期に花粉が飛散します。
秋の花粉の主な症状は、春の花粉症と同様に、鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。鼻、口や目の粘膜が花粉にさらされて、アレルギー症状を起こします。
これらを防ぎたいといっても、100%花粉を防ぐことはできません。それなら花粉に負けない体を作りませんか?免疫力をアップしてバランスを整えたり、粘膜を保護する食べ物などを取り入れることで、花粉症の症状を和らげることができます。
- 免疫力のバランスを整える食べ物 … キャベツ、ゴマ、納豆、緑茶
- 腸内環境を整えて免疫力アップする食べ物 … おくら、ごぼう、にんじん、バナナ、ヨーグルト
- 体温を上げて免疫力アップする食べ物 … かぼちゃ、しょうが、たまねぎ、ネギ、赤身の肉
- 鼻水の症状を軽くしたり、傷ついた粘膜を保護、修復したりする食べ物(粘膜を保護する食品)
うなぎ、しそ、チーズ、レバー、納豆、味噌 - 体をアルカリ性に保つ食べ物
スイーツや加工食品、インスタント食品を口にする機会が多い人の体は、酸性に傾きがちになります。体が酸性に傾くと、花粉症をはじめとするアレルギー反応が起きやすくなるので注意が必要です。きのこ類、海藻、果物、大豆、野菜などのアルカリ性に保つ食べ物を意識して摂りましょう。
毎年花粉症に悩まされているというあなたは、今からでも遅くありません。バランスの良い食事を取り入れることを意識してみて下さい。
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