血行不良のくすみにはリンパマッサージが有効です。乾燥や角質肥厚もくすみの原因ですが、その他に血行不良も考えられます。
血行が悪くなると、血管内の血液は酸素不足となり、黒っぽく変化して、どんよりとしたグレーっぽい肌色になってしまいます。冷えや運動不足による血行不良は血色の悪い顔になり、顔がくすんで見えてしまうのです。
血行不良改善にセルフマッサージが有効!
それを改善するには即効性のあるマッサージがおすすめです。リンパの流れに沿って顔の中心からマッサージをしましょう。オイルは肌に摩擦を与えないよう滑りを良くしたり流れを良くするために使います。
様々な種類がありますがホホバオイルはお勧めです。美肌効果に優れ皮脂成分にも近く万能のオイルといわれています。そのほかには抗酸化作用の強いアルガンオイル、軽いテクスチャーのグレープシードオイル、ローズヒップオイル、スイートアーモンドオイルなども適しています。
ただしクレンジングオイルや洗顔剤などを使ってマッサージを行うのはNGです。マッサージを行うときは手を清潔にし、冷たい場合は温めてから行います。オイルを使う量は1円玉大ぐらいです。手のひらにとり馴染ませ、滑りが悪くなってきたらまた追加します。
筋肉に働きかけるように素肌に直接マッサージをします。肌荒れなどのトラブルがある個所には行わないようにしましょう。
マッサージオイルには肌のバランスを整えて乾燥を防ぎ、潤いを与える効果があります。水分を逃がさないように蓋をするという、スキンケアの一部として取り入れるのもおすすめです。
セルフエステの良い所は、力加減を自分の好みに合わせられるところです。自分の好みに合わせて気持ち良く行うようにして下さい。空いた時間に数分間だけでもいいので継続して行うことが大事です。
血流アップする運動や食事もおすすめです
「仕事がデスクワークで一日中座りっぱなしである…」「家事以外にあまり体を動かさない…」という方も多いかもしれませんね。血行不良の改善には、首を回す、のびをするなどの軽いストレッチ、ウォーキングの運動は手軽にできるのでおすすめです。
お風呂などもくすみ消しには効果的です。体を温めることはすべての美容や健康法に通じるといっても過言ではありません。入浴をシャワーで済ませるのはもってのほかです。夏場でも湯船に入るのは欠かせません。
入浴は温熱効果で全身のすみずみまで温めることができるうえ、お湯による水圧は使っているだけで十分なマッサージ効果があります。末端に溜まった血液を心臓まで押し戻し、老廃物やむくみを排出する最も簡単な方法です。
全身を温めることによって体のコリとともに心のコリもとれ、リラックス効果を得られます。
食事で気をつけることは、体を冷やさずに温めるものを摂るようにすることです。しょうが、ネギ、カボチャなどの食べ物が効果的です。これに加えて肉や魚の良質なたんぱく質を取るようにしましょう。そのほか大豆たんぱく質のイソフラボン、オリーブオイルのオレイン酸などもおすすめです。