頑固なシミも薄くなるということで、フォトフェイシャルが評判です。たしかに、フォトフェイシャルで大抵のシミは薄くなるのですが、実は薄くならないものがあります。
肝斑(かんぱん)です。肝斑にフォトフェイシャルをすると、逆に濃くなってしまう危険性があるのです。肝斑はホルモンバランスの乱れが原因なので、サプリメントで内側からケアをすると薄くなる可能性は充分にあります。
サプリを正しく飲んでシミを薄くする
日焼けによるシミも、サプリメントを正しく飲み続けると、シミを薄くすることができます。正しく飲むというのは、自分の肌のシミがどんな種類なのかを見極めて、それに適したサプリメントを摂取することです。
サプリメントは量よりも質が大事です。シミ別に、効果的な美白サプリの飲み方をご紹介します!
紫外線が原因のシミ
紫外線によりできたシミは、ビタミンCとシステインを併用します。システインは、メラノサイトに直接働きかけ、メラニンの生成を抑制します。さらに、ビタミンCを併用することで、シミを目立たなくするのです。システインは酸化されにくい安定型のNーアセチルシステインがおすすめです。
キミエホワイトプラスは、リニューアルでシミに効く有効成分L-システィンを50%増量しています。
承認基準の最大240mgを配合したことで、効果がパワーアップし人気を博しています。またメラニン色素の生成を抑える働きを持つビタミンCは、アスコルビン酸として配合されています。
肝斑が原因のシミ
肝斑は女性ホルモンや、ストレスが原因とされています。これには、トラネキサム酸を1日500mg以上摂取することが大切です。ただし、この成分は元々止血剤の成分なので、血栓が懸念される方や、2カ月以上続けて内服する場合は、医師の診断が必要になります。
トラネキサム酸は、薬局でも購入できますが、クリニックや皮膚科で処方される薬の方が配合量が多く、安く手に入ることができます。それに比べると、市販のトラネキサム酸入りサプリメントは、システインやビタミンCも含んでいるので、トータルケアができます。
自分のシミがどのタイプかわからないけど、すぐに美白のケアをサプリメントで始めたいという場合は、市販のものから始めてもいいと思います。
シミの予防や、大量の紫外線を浴びた直後は?
夏のレジャーやスポーツ時など、大量の紫外線を浴びる前に飲んでおきたいのが、PABA(パラアミノ安息香酸)が配合されたサプリメントです。この成分は、紫外線から皮膚を守り、皮膚がんのリスクを低下するので、飲むUVケアとして注目されています。
また、紫外線を浴びた直後の肌を早く回復させる効果もあるので、バカンス先に持っていくのもおすすめです。また、PABAは水溶性のビタミンなので、ゆっくり腸内に溶けるサプリを選ぶとさらに効果的です。