年とともに増えていく顔のシミ…。冬の今こそきちんと対策すれば、シミをキレイに消したり薄くできるのをご存知ですか?
1月20日放送のHNK・ためしてガッテンは、シミをキレイにしたり薄くできるというテーマでした。その秘密はシミの色によって対策を使い分けることです。見た目ではそれほど目立ちませんが、ガンのタネが隠れていたりすることがあるのです!
シミで病院に行く人は少ないかもしれませんが、心当たりがある人は皮膚科で相談してみましょう。番組では赤いシミの正体と茶色いシミの対策について解説していたので、その内容についてご紹介します!
赤いシミの正体
「日光角化症」という存在を、番組で初めて知りました。紫外線ダメージが蓄積すると発生する、日焼けによるガンが始まったばかりの状態が、ガンの種です。紫外線によって細胞がガン化すると、炎症が発生して赤いシミのように見えます。
この状態では皮膚の一部にとどまっているので悪くなることはありません。しかし治療せずに放置していると、ガンに発展する可能性があります。赤いシミがある場合は、早めに皮膚科で診察を受けましょう。
では、日光角化症はどうやって見分ければいいのでしょうか?日光角化症は湿疹と見た目が似ていますが、次の特徴があります。
- 赤みが半年以上続く
- 触ると表面がガサガサしている
- 痛みやかゆみは無いことが多い
日光角化症になりやすい人は、
- 日焼けすると赤くなるが黒くなりにくい人
- 趣味や仕事などで長時間日光に当たってきた人
があげられます。
茶色いシミを薄くする方法
茶色いシミの原因であるメラニンが作られる原因のひとつが、肌の摩擦で起こる炎症です。そのため、炎症を起こす摩擦を減らせば少しずつ薄くなります。
番組では肌の摩擦を減らす生活を続けてもらったところ、炎症の度合いが減少し、シミの濃さが減少の傾向にありました。(機械の計測による)
シミの濃さが減少するには、数カ月の時間がかかるものの、地道に続ければ肌質は改善します。ただし注意点があります。
シミの原因は遺伝や紫外線、女性ホルモンなどがあります。そのため、摩擦をやめればすべてのシミがキレイに消えるとは限らないのでご注意ください。
摩擦が起きやすいのが洗顔・化粧の仕方・顔を触るなどのクセです。
そこでこの2つがおすすめです。
- デジカメやスマホなどで自分のスキンケアの様子を撮影し、客観的に見る
- 摩擦をするクセを減らせるような、柔らかい素材の化粧道具や洗顔法を学ぶ
特に洗顔はホイップクリームのようなしっかりした泡を立てることが重要で、手のひらを逆さにしても落ちにくいくらいの固さが目安です。キメの細かい泡を作ることで洗浄効果が高まり、泡がクッションとなって摩擦の軽減につながります。
私がやっていて良かったのは、上でいうと、柔らかい素材の化粧道具を使う方法です。最近はスキンケアにブラシを使ったりしていますが、洗顔時にもブラシを使用しています。
100均で売っているもので充分ですが、ブラシを使うことで小鼻の周りや髪の生え際など、手では届きにくい箇所まで均等に洗えるようになります。
ただブラシを撫でるだけなので摩擦も無く、汚れがさっぱり落ちます。ただし泡が顔に残ってしまうとブツブツが発生するので、すすぎには今まで以上に時間をかけています。
●ホイップクリームのような泡洗顔ができる 二十年ほいっぷ
●酵素なのに敏感肌でも使用できる クレンジングできる洗顔フォームAQUAVI