鏡を見るたびに気になる顔のたるみ…法令線や、まぶたのたるみなど、「目もとや口もとのたるみはメイクで解消できないかな?」と考えたことはありませんか?
下がってしまった皮膚をメイクで持ちあげるのは難しいですが、目立たないようにする方法はあります。
輪郭のたるみはシェーディングでカバーする
二重あごなどの顔の輪郭のたるみには、肌に明るい部分と、暗い部分を作りだして立体感を演出するシェーディングを利用します。たるみが気になる部分に、自分の肌の色よりもワントーン暗めのパウダーか、練りタイプのファンデーションを塗ります。
その後、顔全体に肌の色に合ったフェイスパウダーをはたきます。シェーディングは、顔に立体感が出て引きしまって見えるので、二重あごを目立たなくするにはおすすめです。
法令線対策にハイライトは?
「法令線はハイライトで消す」という方法を雑誌などで紹介されていますが、あまりおすすめではありません。ハイライトを入れた直後は、法令線の部分が明るく反射して目立ちにくくなりますが、法令線のできる口元は、皮膚がよく動く場所です。
そのため、時間がたつとハイライトがヨレやすく、ヨレたところが法令線に入り込み、筋のようになってくっきりと目立ってくるのです。法令線の対策は、目元を強調するなど、ポイントメイクで、視線をそらすようにした方がいいでしょう。
ハイライトやチークでポイントを高い位置に
Tゾーンや目の下にパウダータイプのハイライトをのせます。そうすることで、目もとがパット明るい印象になって立体感も生まれます。
そして、頬の高い位置にチークを入れましょう。ニコッと笑った時の頬の一番高い位置に入れるのがおすすめです。メイクのポイントを上に持ってくると、顔全体が上がった印象になりますよ。
ビューラー使いでまぶたのたるみを解消
上まぶたのたるみが気になるなら、ビューラーでまつ毛を根元からカールアップするのがおすすめです。
まぶたが上がって見えて、若々しい印象になります。下まぶたのたるみが気になる人は、目元を印象的に仕上げると余計に、目に視線がいってしまいます。リップや口紅などで、口元にポイントをおくのがおすすめです。
下がった口角を上げる!
口角が下がると、顔全体がたるんで見えてしまいます…。こんなときは、クリームタイプのハイライトをのせて、口角をキュッと持ちあげましょう。クリームタイプのハイライトを筆にとり、下唇の左右の口角部分にのせ、指の腹を使ってトントンとなじませます。