「どんなタイプのファンデーションが肌にいいのか?」と、疑問に思ったことはありませんか?
「肌が乾燥するからクリームファンデーションを使っている」という人も多いのですが、逆に肌をあらしてしまう場合があります。
クリームファンデーション、リキッドファンデーション、ゲル状タイプなどは、乳液のようなものの中に、色の付いた粉である顔料を分散させたものです。
分離しやすいので、乳化剤(界面活性剤)で安定させてあるのですが、その乳化剤が肌への刺激になっているのです。液状であれば水分を含むので防腐剤も必要です。
ファンデーションはパウダータイプが肌に優しい
一方でパウダーファンデーションは、乳化剤や水分を含まないので、防腐剤もほとんど必要ありません。水っぽいものは腐りやすいのは、化粧品でも食品でも同じことなのです。
ファンデーションの中では、パウダータイプが比較的添加物が少なくて、肌には優しいといえます。クリームタイプのファンデーションは、乾燥肌や敏感肌向きのイメージがありますが、そんなことはないのです!
カバー力を求める方には練りタイプのファンデーション!
練り状のファンデーションは、パウダーと同じようなケースに入っているものや、スティック状になったものもあります。
これは顔料に油分だけを少し加えて、ある程度の硬さになるように練ったものです。水を含まないので、乳化剤や防腐剤もほとんど必要ありません。
クリームタイプよりは刺激が少なく、パウダータイプよりはしっとり仕上がりますので、カバー力を出したい人にはおすすめです。ただし油分が多いので、ニキビができやすい人は避けた方がいいでしょう。
パウダーファンデーションで粉浮きしてしまう場合は?
「パウダーファンデーションだと粉浮きしてしまう」という人も多いようですが、これはメイク前の保湿を改善することで防げます。まず洗顔後に化粧水をつけてから、化粧下地の代わりになるセラミドなどの保湿成分を含む美容液を多めに使います。
ただし、粉浮きが気になる時は、次に保湿成分配合の乳液か保湿クリームを少なめに重ねてから10分ほどそのままにしておきます。その後にパウダーファンデーションを塗りましょう。はじめは少し粉っぽくても、1時間ほどで自分の皮脂が出てきた時に、なじんできます。
朝のスキンケアとメイクをしてから時間がたつにつれ、肌の水分は蒸発していきますが、油分は逆に皮脂分泌に伴って増えていきます。朝、メイク前のスキンケアは、水分(保湿成分)を多めにして、油分を少なめに仕上げた方が、時間がたった時にキレイに見えますよ!
また粉おしろいやルースパウダーのほうがパウダーファンデーションよりも粉浮きせずにキレイに仕上がる場合もあるので、試してみるのもいいと思います。
柔らかい印象を作りたい時にもおすすめ
リキッドファンデーションは皮膚のきめまで入り込むのに比べて、パウダーファンデーションは、皮膚の表面をふんわりとした薄づきに仕上げたい時におすすめです。難しいテクニックなしでキレイに仕上げることができるし、肌が弱い方にもおすすめです。
しかし、肌表面の状態が良くないと色ムラになってしまったり、キレイにのらないことが多いので、化粧下地を丁寧につけることが重要です。必ずサラッとした状態に整えたあとに塗り始るのがコツです!
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