日本人は、あまり歯を意識している人が少なく、肌の美しさにはこだわるのですが、同じ顔の一部である歯に関しては、無頓着な人が多いようです。
若い女性でも、アイメイクやリップの色にはとてもこだわっているのに、歯は汚れたままにしている人もいるようですね。海外では美人の条件のひとつにも数えられるほど重要なのが美しい歯です。特に、笑った時に光り輝く白い歯はみんなの憧れです。
歯を白く見せるポイントはメイクの色選びです
真っ白な歯は、それだけで女性の魅力をアップさせてくれるものです。せっかくなら健康的な白い歯に見せるメイクを意識したいですよね。
歯は年齢とともに黄ばみやすいパーツでもあります。そのため定期的なホワイトニングをして真っ白い歯をキープしている女性も少なくありません。実は、実はお化粧の仕方によって、歯が黄色っぽく見えたり、逆に白く見えることがあるのをご存知ですか?
もし、実際よりも歯が黄ばんで見えてしまっているならば、口紅やグロスの選び方が関係しているかもしれません。歯の白さは周囲の色との対比で、印象がかなり変わってくるのです。
たとえば、日本人と同じ程度の白い歯を持っていたとしても、日焼けした人や、黒人の歯はより白く見えます。歯を白く見せたい時は、ファンデーションを白っぽくしないことです。
もうひとつは、歯を縁どる口紅の色選びです。歯を白く見せようとするなら、黄色みがかった濃いブラウンなどは避けましょう。
黄色みの強い色で縁どられた歯は、縁どりの色と同じ色に見えて(同化現象)黄色っぽく見えてしまうのです。そして、黄色みの強いオレンジ系の口紅も、歯をさらに黄色く見せてしまいます…。
白ぬりの花嫁さんの歯が白く見えるのは、口紅の朱赤に含まれる黄色の同化現象にも原因があるようですね。
歯を白く見せる口紅の色は?
白人に比べると、黄色人種である日本人の歯を白く見せる口紅は、青みがかったナチュラルピンクのリップが一番です。さらにグロスを重ねると、光の反射で白く見えます。ブルーなどの寒色系が含まれた強めのピンクやレッドの口紅は、色の対比効果で歯をより白く見せてくれます。
また唇がぼやけることで歯との境界線が曖昧に見えてしまいます。不思議と歯が黄ばんで見える場合があるので、歯と唇の境界線をつくるように意識をしてみて下さい。
面倒でもリップライナーで輪郭をとり、唇を目立たせるように意識するのがコツです。唇がしっかりと強調されて歯とコントラストが強くなります。
審美歯科で施術を受ける以外に、最近では自宅でできるホワイトニングなども増えてきています。しかし歯のホワイトニングは費用もかかるし勇気がいりますよね。そんなことをしなくても、リップメイクの色選びに気を使うだけなので簡単で手っ取り早いです!
こちらの記事もおすすめです。