最近は今までのメイク方法について見直していました。メイクの基本と言われる眉メイクです。眉を描く時に使うテンプレートを使ってみたら、意外とこれが良かったので、今までのアイブロウメイクについて見直してみるきっかけになりました。
「生まれつき美人に見せる」という吉川さんの本には、眉メイクでこのように書いてあります。
「眉は持って生まれたもので勝負する。眉は表情を形作るものなので、あまり本来のかけ離れたものにすると、表情とずれて変になってしまうから。色や形で自分の行きたい方向をプラスしていく。
顔を決めるのは眉。そういっても過言ではないくらい眉は、その人がどういう人間かを決めるもの。あなたという人間がどんな人間かは、眉の印象で決まります。すっぴんになっても眉さえ似合っていれば、美人度は上がります。」
眉ひとつを挙げてみても詳しく書かれているので、吉川さんの本は手元に置いておきたい教科書のような本です。
実は、眉が残念な仕上がりになっている女性は少なくありません。私も眉メイクに失敗していた時があり、30代の頃は知らず知らずのうちに、強い女のイメージになっていました。もう少し優しいイメージになるようにしておけばよかったと反省しています。
ここで改めて、眉美人になる自然な眉の描き方の基本についてまとめてみました。
左右の眉の高さを合わせる
眉は眉山から描き始めるのが基本です。どのメイク本でもそのように書かれています。その理由は、眉山に位置を決めてから描くと描きやすいということや、眉頭から描き始めて眉頭が濃くなってしまうことを防ぐということが挙げられます。
しかし眉山を描く前にチェックしたいのが眉頭の高さです。左右の高さが違うと、どれだけ他の部分を左右合わせたとしても左右ちぐはぐに見えてしまいます。
高さが異なる人は眉カットで揃えたり、アイブロウパウダーを足りない部分に少し足し、眉頭の位置を合わせることが大切です。
眉頭の位置を具体的に決める
眉頭が揃ったら眉山から描き始めます。眉山の位置は何となくではなく、より具体的に決めるのがおすすめです。たとえば黒目の外側のフレームの真上、目尻よりやや内側などと決めて描き始めると、左右の眉山の位置が合いやすくなります。
眉尻や足りない部分はペンシルで描き足す
眉は均等に毛が生えているわけではなく、人によっては生えていない部分も存在します。そのように毛が足りない部分は、アイブロウパウダーだけでは補えないので、アイブロウペンシルで描き足します。
また眉尻は細くなっていると女性らしさが増すので、眉尻はアイブロウペンシルで描くのもおすすめです。
眉中~眉頭はアイブロウパウダーで仕上げる
眉中は元々眉毛が一番濃く映えている部分なので、毛と毛の間を埋めるようにアイブロウパウダーをのせる程度でOK。また眉頭は濃く色をのせすぎると顔の印象が強くなってしまうので、薄い色のパウダーを軽くのせます。
眉頭とノーズラインをつなげる
仕上げにブラシに残っているパウダーを使用し、眉頭からノーズラインにすーっと、ノーズシャドウを入れます。眉とノーズラインが繋がり、鼻筋が通って見え、目鼻立ちがくっきりして見えます。
アイブロウはプチプラでも充分です
そのアイブロウメイク、実は100均のもので充分なのです。たとえばファンデーションなどは、様々な技術を取り入れて化粧品メーカーがそれぞれに特徴を出しているのに対し、アイブロウパウダーなどはそうした差が出にくいアイテムなのです。
そのため100均のアイブロウパウダーでも充分な働きをしてくれます。私自身、セリアの2色セットのアイブロウパウダーと資生堂のアイブロウペンシルが定番です。資生堂のペンシルはプチプラですが発色が良くて優れ物です。
トレンドの太め眉も
太め眉トレンドは今年も健在なので、自然に太さを出したい場合は、眼と眉の距離感を近づけるイメージで、眉の下ラインから描き足してみるのがおすすめです。
これによって自然な太さと目元の立体感が生まれます。初めてトライする時は、控えめな発色のベージュ系からスタートしてみると失敗しないかも。
最近見つけたメイク本に、尾花ケイコさん執筆のものがありました。それが「ナチュラルなのになぜか美人に見える大人の基本メイク」です。色んなメイク本から自分に合ったメイクを研究するのが好きですが、尾花さんの本は持っていませんでした。
この本は35歳以上の女性に向けて、ナチュラルなのになぜか美人に見えるメイクを指南しています。惹かれた理由は、アマゾンの紹介文に「美眉の伝道師の異名を持つほどの眉に深い造詣を持っている」と、尾花さんのことが書かれていたからです。
本屋で見つけた時は流し読みして、「ナチュラルメイク」にあまりピンときませんでしたが、若い頃のメイクを変えていくのに悩むことがあるので、購入してみようかなと思います。
最後に現在のネイルを一枚です。春のイメージで桜ネイルをしてみました。爪がピンクだと気分も上がりますね^^
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