顔の中でも面積が広いおでこ。そこにしわができると、見た目年齢が一気にアップしてしまいます。
老けて見える皺の代表格で、笑ったときや目を見開いた時に、現れたりしますが、放っておくと常におでこに刻まれたままになってしまいます。
眉を寄せたときなどに、おでこにシワが寄っていることに気づき、驚いた経験のある方もいるのではないでしょうか。おでこのシワの種類やシワができる原因、シワをなくす方法について紹介します!
おでこにシワができる原因
おでこのシワにできやすいのが横皺です。目線を上げた時にうっすら横皺が浮かんでいたり、加齢によってくっきり2本以上のシワが入ります。横皺は生活習慣によって若い人にできることもあります。
実は縦皺が寄ることがあり、これは表情グセと真皮の衰えなどが原因です。若い人で縦皺に悩まされることはあまりなく、中高年の男性に多いようです。
おでこのシワは年齢を重ねるごとに現れやすいですが、最近は20代など若いうちからおでこのしわに悩む人もいるようです。一体おでこのシワはなぜできるのでしょうか?
紫外線
シワができる原因のひとつとして考えられるのが、紫外線や乾燥による肌への負担です。おでこは露出することが多いので、紫外線を浴びやすくなります。そのため肌ダメージも受けやすく、特にシワができやすい部位といわれています。
学生の頃から外でスポーツをする習慣があるなど、紫外線を浴びる機会の多い人は、シワができやすい傾向です。スキーやサーフィンなど、過酷な紫外線にさらされるスポーツを楽しむ習慣のある人は、20代~30代でもおでこにシワができることがあります。
乾燥
おでこのTゾーンは皮脂分泌の量が多いので、乾燥とは無縁ないイメージですが、テカテカするのが気になって洗いすぎたり、あぶらとり紙で必要な皮脂までとってしまうと、乾燥しやすくなります。
表情グセ
自分ではなかなか気づかなかったりしますが、何となく日頃している表情の癖で、おでこにシワを作っていませんか。たとえば、おでこを上げたり下げたり伸縮させる動きを日常的に続けると、シワが刻まれやすくなります。
女性で気をつけたいのは、この表情グセです。「年齢を重ねるうちに、うっすらとおでこにシワが浮かぶようになった。」こんな悩みはよくあります。若いうちからおでこに横皺がある場合、眉を上げる表情ジワが原因であることもあります。
つい眉を上げる、眉を寄せるといった、表情グセはないですか? こうしておでこを上げ下げしていると、その動きでシワが形状記憶されてしまいます。
眉を寄せる癖やしかめっ面など、不機嫌な表情を続けているとできやすく、見た目もハッピーな印象を与えてくれません。女性としては絶対に避けたいですね。
ストレス
ストレスが溜まると、無意識に眉間にしわが寄ることはありませんか。これらのシワがやがて癖付けされ、くっきりとしたシワになってしまいます。
頭皮が硬い
顔と頭皮は1枚の皮膚でつながっています。頭皮が硬いと皮膚が動かないので、それがおでこまで影響が出てしまうことがあります。
おでこにシワができる原因はいくつかありますが、複数の原因が重なっていることも多いようです。当てはまる点があれば、改善するようにしましょう。
40代になると肌のたるみが加わる
40代になると、紫外線の影響や乾燥だけでなく、肌のたるみでおでこにシワができるようになります。
おでこの表情筋である前頭筋が衰えると、その上にのっている皮膚もたるんでくるように。前頭筋は眉を上げる時に動く筋肉です。ここが衰えるとおでこに横皺ができてしまうのです。
たるみが起こるのは顔の皮膚だけではなく、頭皮がたるむことでおでこの肌もたるみ、横皺ができます。さらに瞼がたるむと目を開くために力が必要となり、おでこに皺がよることもあるようです。
おでこのシワを無くす方法
長い時間をかけて刻まれてしまった、おでこのシワを消すのは簡単ではありません。おでこにシワができると、完全に消すことは難しいと言われています。
それでも薄くすることは不可能ではありません。シワを目立たなくしたり深くならないように予防はできます。浅いうちにケアすれば、それ以上のしわになるのを食い止めることが可能です。
表情筋を鍛える
顔の筋肉が衰えると緩みが出て張りがなくなります。目を大きく見開いたり、口を大きく開けたりするのも効果的です。
保湿をしっかり行う
おでこもTゾーンの1つ。油分を付けすぎるのは良くないので、コットンに化粧水でローションパックをすると効果的です。
頭皮を柔らかくする
頭皮が硬いとおでこにシワが寄りやすくなります。頭皮をしっかりほぐして柔らかくすることで、おでこの負荷を取り除いて皺の原因を防ぎます。
頭皮マッサージや美容院のスカルプマッサージなどで頭皮を柔らかくするのも良いです。シャンプーも頭皮をほぐすようにマッサージしながら洗います。
シワを寄せない
おでこにシワを寄せるような表情ばかりしていると、それがくっきり顔に刻まれてしまいます。眉間にしわがよってしまうのはよくありません。外に出ると太陽光の光で眉間に皺を寄せやすくなるので、サングラスを掛けるようにしましょう。
化粧品を変更してセルフケア
マッサージクリームや美容液を使って、おでこのしわを消すことはできるのでしょうか? 目元や頭皮のケアもおでこのしわ解消には関係があります。
そうなると保湿と真皮のコラーゲン強化が重要になってきます。おでこのしわを消すには、保湿効果の高い化粧品を使用し、紫外線対策もしっかり行っていきましょう。
おでこのしわはピンと張っていた皮膚が弛んでできるので、保湿クリームなどを使ってシワを伸ばすイメージでマッサージします。しっかり保湿をして、マッサージで表情筋を鍛えるのがポイントです。
まとめ:
生活にストレスを感じたり疲れがたまると、睡眠中の表情がこわばっていることがあります。
寝ている間シワを作り続けている表情をしていたなど、暮らしの中で作ってしまう原因があります。気づいた時に深いシワができる前に、しわができないようにしていきましょう!