ヒタヒタの化粧水でパック(ローションパック)をすると、一時的に肌の表面が水分を含むので、透明感がアップします。
化粧のノリをよくするためなら、化粧前にローションパックをするのはおすすめですが、その効果は、瞬間的に潤うだけなのです。化粧水には、肌に潤いを留めておく機能がないので、根本的な保湿にはなりません。化粧水が、そのまま肌の水分になるわけではないのです。
ただやみくもにスキンケアをしても綺麗への道は遠のくばかり。冷静に自分の肌を知ることです。鏡で見て肌に触れて今のコンディションを確認することが何より大事です。
使っているコスメがマッチしているのかどうか、昨晩のお手入れ法は効果があったのか。答え合わせをしていかなくてはいけません。朝スキンケアを始める前、鏡の中でチェックしてみましょう。
肌に潤いが足りていますか?
目尻下を指の腹まで触ってみて、潤いが肌の奥まで入っているかチェックしてみます。しわっぽかったりゴワゴワ、カサカサしていたら潤い不足のサインです。より保湿力の高いコスメに変えたり、重ねづけをすると効果的です。肌の乾燥が気になっていたら手軽にできるパックがおすすめです。
パックをするなら、美容液パックをしましょう
保湿を持続させるのが目的であれば、断然美容パックがおすすめです。美容液は、有効な成分がギュッと凝縮され、肌への浸透率をあげるために、化粧水やクリームより細かい粒子で作られています。
パックは、美容液をたっぷり肌へ与えるだけでなく、それを密封することで、より深く、広く浸透させる特別な効果があります。さらに美容液は、美白やリフトアップなどの対策にも効果的なのでおすすめです。
パックを購入する時は、美容液と同じで、保湿や抗酸化に効果のある成分が入っているものを選ぶといいですよ。
パック代が節約できるおすすめの即席パック
パック代を節約したい方におすすめのパックです。手持ちの化粧品(美容液)とキッチンペーパーを使って、即席パックができるんです。まず、キッチンペーパーを半分に折り、口、鼻の部分を切ります。
そして3/1に折り、目の部分を切り、キッチンペーパーに美容液を染み込ませます。肌に美容液を塗ってから、その上に美容液を染み込ませたキッチンペーパーをのせます。
キッチンペーパーは、厚手で肌につけやすく、美容液を必要以上に吸収しません。コットンやティッシュよりもおすすめですよ。
エステ帰りのようなプルプル肌になる乳液使い
超乾燥肌で悩んでいる方はシートマスクを活用してみましょう。潤い効果が倍増するテクニックがあります。それは乳液をプラスすることです。潤いがより肌に入りやすくなり逃げにくくしてくれます。ぜひお試しください。
- シートマスクをいつもの通り顔にのせて10分間放置する。
- 乳液をたっぷり塗りマスクの上に重ねる。
- マスクをくるっとひっくり返し乳液面を顔にはる。
- さらに10分放置したらマスクを外しハンドプレス。
乾燥対策に乳液コットンを携帯する
化粧水を乳液を混ぜたコットンを携帯すれば、気になる乾燥もその場でケアできます。
- 化粧水で湿らせたコットンに乳液をのせ、重ねるように行き渡らせる。
- 乾いてしなわないように密封できるビニール袋に入れて携帯する。
- 乾燥やしわが気になったらその部分に乳液コットンを3分のせる。