肌の中でも顔は、空気中の汚れに24時間さらされています。
また皮脂線が発達しているので、皮脂や汗、古い角質などが混ざり合い、ほうっておくと雑菌が繁殖したり、皮脂が酸化してニキビや肌あれがおこりやすくなってしまいます。
たっぷりの泡で優しくこすらずに洗いましょう
だから、洗顔で肌を清潔な状態に戻してあげる必要があるのです。洗顔がおろそかでは、肌にいらないものが残ったままなんです。次のお手入れを頑張っても肌は応えてくれません。洗顔はスキンケアの基本ともいえる大切なステップです!
皮脂や余分な角質などの汚れは、水だけでなくて、朝夕とも洗顔料を使用しましょう。メイクした日や、日焼け止めを使った日は、クレンジング+洗顔でダブル洗顔を行いましょう。
しっかり泡だてて泡のパワーを引き出す!
洗顔料の種類は固形、フォーム、パウダーなどがありますが、大切なのはしっかりと泡だてることです。「時間をかけてモコモコ泡を作らないといけないの?」と疑問に思うかもしれませんが、こだわりすぎなくてもいいですよ。
泡だての目安は、手のひらに泡をとり、その手のひらを裏返しても泡が落ちないぐらいまでもっちりとしたきめ細かな泡をつくるのがコツです。
泡立てネットを使うのもいいのですが、濡れたままで放置してしまうと、雑菌が繁殖してしまうこともあります。ネットを使う場合は常に乾燥させて清潔にしておきましょう。
ぬるま湯で泡を洗い流しましょう。
洗顔は、まず顔全体をぬるま湯で洗った後に、しっかりと泡だてた泡を、肌の上でコロコロと転がすイメージでやさしくソフトに。
手でこすって洗うのは肌を傷めてしまうのでやめましょう。泡には汚れを吹着する効果があるので、泡を転がすだけで落とせます。
すすぎは、フェイスラインの際などの洗い残しに注意しながら、ぬるつきがなくなるまでしっかりと洗います。
泡を洗い流す時のお湯の温度は、体温より低いぐらいのぬるま湯です。温度の高いお湯で洗うと、皮脂を取りすぎて乾燥の原因になってしまいます。
黒ずみや毛穴汚れが気になる時は
黒ずみや毛穴の汚れや、脂浮きが気になる時は、泡洗顔の前に、目のまわりを避けて顔全体にのせて1分ほど置いておくと、さっぱりキレイに洗い流せます。しかし油分も洗い流してしまうので、乾燥肌や敏感肌の人には向きません。
泡だてタイプが苦手な人は泡タイプを。
どうしてもうまく泡だてることができない人は、泡タイプの洗顔料があります。
そのまま泡洗顔ができて手軽なのですが、肌への刺激が強いものもあり、選ぶのがむずかしいです。泡が固いものは発泡剤が多く含まれている場合が多いので注意しましょう。
ダブル洗顔不要??
私は洗顔が大事だと思っています。なぜかというと、二十年ほいっぷという洗顔石鹸を使うようになってからは、肌の調子が以前よりとてもよくなっているからです。
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美容家の書いた本で、こんなお手入れ法が紹介されていました。クレンジングをしたあとは、化粧水を含ませたコットンで残った汚れをふき取るというものです。
この本を読んだ時、「洗顔という大事なプロセスをなぜ省いてしまうの??」と思ってしまいました。ダブル洗顔は不要という説なんですが、どうなんでしょうか?美容通の人だったら、洗顔を省いている人は恐らく少ないのでは?と思います。