化粧水は肌に水分を与えて、キメを整えるものや毛穴をキュッと引き締めるクールな感触のものなど、目的や使い方もさまざまです。
化粧品の特性をしっかり吟味しながら、肌状態や目的に合わせてうまく使い分けていきましょう。肌はこすらず優しくケアするのは化粧水も同じで、ゆっくりやさしく丁寧になじませていきます。
最後は両手で肌を包み込むようにハンドプレスをすると、さらになじみがよくなりますよ。また、肌の調子は、そのときのコンディションによって変わるものです。化粧水はしっとりタイプとさっぱりタイプの2本使いもおすすめです。
自分の肌の調子に合わせて使い分けるようにすれば、ベストな状態に持っていくことができます!
化粧水の種類と使い方
たくさんある化粧水の中から、自分に合った化粧水と使い方を見ていきます。
一般(柔軟)化粧水
柔軟化粧水は、あとに使う化粧品の浸透をより高めてくれます。保湿効果もあるので、肌をしっとりと整えます。
ニキビ用化粧水
にきびを治すというより、ニキビに悪影響をあまり与えないように作られています。さっぱりとした使い心地で皮脂をおさえたり、殺菌成分が入っています。
収れん化粧水
余分な皮脂を抑えます。アルコールが含まれることが多く、毛穴の引き締めや皮脂をおさえる効果があります。
洗浄用化粧水
メイクを落とし、肌も清潔に保ちます。クレンジング後の肌に残る油分や肌の余分な角質を除去します。
植物性化粧水
アロエやへちま、米ぬかなどから採取される成分やエキスが配合され、肌にうるおいを与えます。
美白化粧水
体内で生成されたメラニン色素を抑え、シミの原因をおさえる効果があります。
化粧水乳液
一本で化粧水と乳液の役目をします。ケアが面倒な人は、このタイプを使うのもいいですが、乾燥肌の人にはあまりおすすめしません。
アンチエイジング化粧水
加齢やストレスにより、乾燥して疲れた肌にうるおいを与えます。プラセンタエキスやヒアルロン酸、セラミドなどが配合されています。
とろみのある化粧水
さらさらタイプの化粧水で肌の調子を整えてからとろみのある化粧水を塗りましょう。すると、有効成分も浸透しやすくなります。
肌への効果があるビタミンC誘導体配合がおすすめ!
最近では、ビタミンC誘導体を含んだ化粧水などが出ています。ビタミンC誘導体は、クリームよりも水に配合した方が安定した成分なのです。化粧水はビタミンC誘導体か、または他の水溶性の美容成分を含み、他の成分はいろいろ含まないシンプルなものがおすすめです!
水溶性美肌成分について
代表的なものに、アミノ酸(天然保湿因子)、ヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンB3(ナイアシン)、各種抗酸化成分(オウゴンエキス、リコピン、グレープシードエキスなど)があります。