今回は、体を温めると肌がきれいになるという話です。 体を温めると血管がひらくために、血液の流れがよくなるのです。すると、新陳代謝が活発になり、ターンオーバーがきちんとおこなわれます。
体を温める効果のある食べ物について、いくつかご紹介します。美肌にもつながっていくので、どんどん取り入れていきたいですね!
しょうが
しょうがに含まれる、ジンゲロールをいう成分に体を温める効果があります。加熱するとジンゲロールの効果がアップするので、すり下ろしてジンジャーティーにしてもいいですね。
ネギ
ネギもしょうがと一緒で、体を温める食べ物ですが、下痢気味の時は胃腸を刺激してしまうことがあるので気をつけましょう。
にんにく
にんにくに含まれるスコルジニンという成分は、血管を広げ、血流をよくする作用があります。
ビタミンB類と一緒にとると、疲労回復効果があるので、体力が落ちている時におすすめです。ただし、胃腸が弱っている時は、控えめにしましょう。
発酵食品
納豆、キムチ、ヨーグルト、みそ、ぬか漬けなどの発酵食品も体を温めます。善玉菌(乳酸菌)が豊富なので、腸内環境を整える役割もあります。便通がよくなり、肌荒れ改善の効果もあります。
冬野菜
ゴボウやニンジンなど冬野菜は体を温めます。ゴボウは食物繊維が豊富で、ニンジンはベータカロテン(ビタミンA)が豊富なので、肌をなめらかにしてくれます。
スパイス
しそ、こしょう、山椒、カレー粉、唐辛子などのスパイス類は、代謝を上げて体を温めます。ただし、刺激物なので下痢の時は控えましょう。
ココア
血流をよくしたり、血液をサラサラにして新陳代謝を活性化する成分や、便通をよくする食物繊維、抗酸化症があるポリフェノールも含まれています。シミやシワの予防にもなり、美肌効果が期待できる飲み物です。
葛湯(くずゆ)
葛は薬効成分が豊富のマメ科の植物です。とろみがあり、体を温めて新陳代謝を活性化させます。月経時の腹部のけいれんを鎮めたり、痛みにも効くのでおすすめです。