ビタミンCの医薬品を飲んでいて、疑問に思ったことがありました。
アスコルビン酸配合のシミトールを飲むようになってから、尿が黄色くなるのですが、「ビタミンCを摂り過ぎると無駄になってしまうのか?体にちゃんと吸収されているのか?」気になっていました。そこで、ビタミンCについて調べていましたが、心配無用でした。
ビタミンCを摂り過ぎても無駄になることはありません
尿はどうやって作られているか知っていますか?口から入ったものが体の中を素通りしていくわけではありません。摂取した栄養は体内で使われた後、必要は物は体内に戻り、
不要なものは尿として排泄されるという仕組みになっています。人間の体はうまくできていて、まだ仕事ができるビタミンCがあれば、きちんと体の中にとどめておくことができるのです。
ビタミンCは体のいたるところで働いています。たとえば、自ら酸化することによって細胞が錆びるのを防いだり、コラーゲンを作るための材料になったりします。また、シミの原因となるメラニンの生成抑制に働いたりと、私たちの健康や若さを維持してくれます。
そして十分に仕事したビタミンCは、腎臓によって排泄されるわけです。ビタミンCは200mgほどなら、ほぼ100%吸収されますが、1000mgとなると、その7~8割しか吸収できないといわれています。
残りの2~3割は無駄になるかというと、そうではなく、残った分は大腸に運ばれて便を軟らかくして便通を改善するだけでなく、大腸がんやポリーブの抑制にも働いてくれます。
そういえば、シミトールを飲んでいると、以前よりお通じが良くなりました。このように、ビタミンCが無駄になることは一切ありません。美肌づくりだけでなく、大腸においてがん予防に働くなど、いつも体のどこかで活躍しています。
心配なのはむしろ足りなくなると、体に大きなダメージを負うことにもなりかねないので、しっかりと補給するようにしましょう。
私はシミトールを1日4錠飲んでいますが、ビタミンCは1日1000mg以上摂取できます。本来の目的はシミを取る薬なのですが、効率よくビタミンCを補給することができます。