今年になってから、あずきを普段の食事に取り入れるようになりました。きっかけは便秘解消が目的だったのですが、肌の調子も前より良くなってきたみたいです。
それは、小豆には素晴らしい栄養が豊富だからです。食物繊維と豊富なビタミン類で腸がキレイになり、美肌やむくみ解消にも効果が期待できるのです。
とはいっても小豆で太ってしまってはいけないので、砂糖を使ったお汁粉やぜんざいなどではなく、煮あずきで食べるのがポイントです。それでは、小豆の効能・効果についてご紹介します!
あずきとは?
マメ科の1年草で中国南西部やインドシナなど東アジアが原産地。ショウズとも言われます。冬至に食べる小豆とかぼちゃを煮た冬至かぼちゃは、かぼちゃのいとこ煮と言われています。風邪をひかずに運気の上昇を祈願するという意味があるとされています。
なぜいとこなのかというと、硬いものをおいおい(甥)入れて、めいめい(姪)炊きこんでいくという語呂合わせなんだそうです。
体に良い小豆の話
あずきには良質のたんぱく質はもちろん、豊富なビタミン類、B1・B2やカリウム、カルシウム、リン、鉄、食物繊維まで幅広く含まれています。
元気の元・ビタミンが豊富
ビタミンB1、B2はビタミンB複合体と呼ばれ、体内で糖質や脂肪を分解し、カロリーに変えるのに不可欠な栄養素です。これが不足すると身体がだるくなったり無気力になったりします。ビタミンB1、B2に富むあずきは心身にとって元気の源と言えます。
ビタミンB1は糖質の代謝を促進しエネルギーに変換することで、筋肉や疲労物質が溜まった状態になるのを予防・解消してくれます。そのため疲労回復や肩こり、筋肉の痛み、だるさや夏バテ解消に効果があると言われています。
ビタミンB2には強い解毒作用があり、肝臓でアルコールの分解も助けてくれます。昔からある「二日酔いに小豆の汁」も有効であることが認められているとか。
太りにくい体質になるサポニン
小豆の外側にはサポニンが含まれています。せきを鎮めたり たんをとる作用、二日酔い、利尿作用によるむくみ防止、便秘、母乳の分泌増進などにも役立ちます。
さらにサポニンには、ブドウ糖が中性脂肪に変化するのを抑える作用があります。脂質の代謝を促進する肥満防止効果があり、常食すると太りにくい体質になると期待されています。
肌荒れ予防や便秘解消できる食物繊維
小豆に含まれている食物繊維は、水分を抱え込んで便の量を増やす作用があり、またサポニンにも便秘の改善効果が認められています。便秘の解消に効果的で、老廃物による肌荒れの予防改善効果も期待できますよ!
美容面に嬉しいポリフェノール
小豆はポリェノールが豊富で赤ワインを超える含有量であると言われています。小豆に含まれているポリフェノールには、強い抗酸化力を持つカテキンやメラニン色素の生成を抑制する美白作用、血行促進作用による冷え症改善、代謝アップ効果があるアントシアニンなど、美容面でも嬉しい効果を発揮してくれるものが多く含まれています。
また小豆には鉄分や葉酸、たんぱく質も豊富なので、貧血の改善にも期待できます。貧血の改善やポリフェノール類の血行促進作用によって、冷え症の改善効果も期待できます。
あずきは身体を温める食材なので、女性に多い冷えから起こるむくみや不調の緩和、改善が期待できるのも嬉しいポイントです!
小豆は圧力鍋で煮るのが手っ取り早くておすすめです。何度か作ってみて美味しくできた調理法を紹介します。300gの小豆に対して2倍の600mlの水を圧力鍋で20分程煮ます。ここで鍋の火をとめます。少し残った水分を利用して、最後に再び強火にしてあずきを炒ると、ふっくらして美味しい煮小豆の完成です。
小豆を取り入れてから1か月、顔の皮膚が薄くて外部の刺激を受けやすく、敏感肌が悩みでしたが、弾力のあるふっくらした肌になってきました。肌のバリア機能が上がってきたような気がします。
美肌を目指すためには、食物が持つ力を取り入れることで、大きいメリットがあると実感しています。最初の目的であるお通じも改善しつつあるので、煮あずきはこのまま続けてみようと思っています。
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